2021年7月21日

インプラント治療について

インプラントとは、虫歯や歯周病、あるいはケガや事故などの何らかの原因で⻭を失った際に、顎の⾻に⼈⼯⻭根を埋め込み、その上から人工の歯を取り付ける治療法です。⾻と直接インプラントが結合するので、⾃分の⻭のようにしっかりかむことができます。

インプラント

今回は、当クリニックでのインプラント治療の特徴についてご紹介します。

 

インプラントの構造

インプラントの構造

基本的な構造は3つのパーツから作られています。チタン製のネジ(インプラント)を顎の⾻に埋めて、⻭根の役割を与えます。⻭の頭の部分である⻭冠は、セラミックなどの⼈⼯⻭(上部構造)で覆います。そして、アバットメント(土台)と呼ばれるパーツで、この2つをつなぎます。

インプラントのパーツは顎の⾻や体になじみやすい材料で作られています。

 

インプラント治療の期間

インプラント埋入後は、顎の骨としっかり結合するまでの待機期間を設けます。上顎の場合は、約3か月~6か月、下顎の場合は約2か月~4か月の期間となります。

治療期間は、治療を始めるときの年齢や状態、治療の範囲などによって異なりますが、治療前のカウンセリングや検査、⼟台が安定した後の⼈⼯⻭の取り付けなども含めると、おおよそ6か⽉前後は必要となります。

 

インプラント長期安定のポイント

インプラントもご自身の歯と同様に、定期的にメンテナンスが欠かせません。特に⻭周病は、インプラントを⽀える⾻を溶かしてしまう恐れがあり、せっかく⼊れたインプラントを除去したり再⼿術をしたりしなければならない可能性があります。

ケアを続けることがインプラントの⻑期安定のポイントになります。

 

当クリニックのインプラント治療の特徴

当クリニックでは、外科的な解剖や手術の手技を会得してきた口腔外科出身の歯科医師が在籍しており、事前にCTにより目では見えない骨の状態を確認した上で治療に臨みますので、安心して治療を受けていただくことができます。また、歯科衛生士制によるメンテナンス体制を整えており、インプラント部位を含めた口腔内全体の健康管理を実施しております

口腔外科とは

インプラントは⾃然な⻭の様に⾒える審美性だけでなく、噛み合わせも安定しているので⾃分の⻭の様に噛めるなど機能性も兼ね備えています。インプラントによってきちんと噛めるようになると、咀嚼能⼒が回復し、なお且つ顎の⾻を健康に保つことにも寄与してくれます。

その反⾯、治療費が⾼額になったり、外科的な⼿術が必要になったりするため、治療期間が⻑いといった特徴もあります。

⻭を失った際に⾏われる⻭科治療は、インプラントだけではありません。ブリッジや入れ歯などそれぞれのメリット・デメリットをよく知って、ご⾃⾝に合った治療法を選択すると良いでしょう。

 

当クリニックのインプラント治療の流れ等、詳しくはインプラントも併せてご覧ください。

 

参考

テーマパーク8020 https://www.jda.or.jp/park/lose/index19.html

Leave a Comment

CAPTCHA