2025年1月20日

デンタルフロスで、もっと笑顔に!歯と歯の間の汚れを徹底的に落とそう

「歯磨きしているのに、虫歯になってしまう…」そんな経験はありませんか?

実は、歯ブラシだけでは歯と歯の間の汚れまでは完全に落とすことができないんです。

「フロスオアダイ(Floss or Die)」というスローガンもあり、デンタルフロスは歯の健康を守る上で欠かせないアイテムです。今回は、デンタルフロスの役割やその効果、使用するときの注意点についてご紹介します。

 

デンタルフロスってなに?

デンタルフロス

デンタルフロスは、歯と歯の間や、歯と歯肉の境目に詰まった食べカスや歯垢(プラーク)を落とすための細い糸状の道具です。歯ブラシでは届きにくい部分に入り込むことで、虫歯や歯周病のリスクを減らす効果があります。

 

歯磨きだけでは不十分?

歯ブラシは歯の表面を磨くのに優れていますが、歯と歯の間や歯と歯肉の境目には届きにくいです。これらの場所に残った食べカスや歯垢は、時間が経つにつれて歯ブラシでは落とせない硬い歯石へと変化し、虫歯や歯周病の原因となります。

 

実際に、デンタルフロスと歯ブラシを併用することで歯垢の除去率が1.5倍になるという結果もあります。つまり、歯ブラシだけではカバーできない部分をフロスが補い、歯の健康維持に大きく貢献するのです。

歯と歯の間の歯垢除去率

 

デンタルフロスを使うことで得られる効果

虫歯・歯周病予防

歯と歯の間の汚れを徹底的に除去することで、虫歯や歯周病のリスクを大幅に下げることができます。

 

口臭予防

口臭の原因となる歯垢や食べカスを効果的に除去することで、口臭予防に繋がります。

 

全身の健康に繋がる

口腔内の健康状態が悪化すると、糖尿病や心疾患など全身の健康に影響を及ぼす可能性があります。デンタルフロスを使うことで、口腔内の健康を守り、全身の健康リスクを軽減できます。

 

デンタルフロスを使う際の注意点

デンタルフロスの使い方ンの注意点

デンタルフロスは、正しい使い方をしないと歯肉を傷つける可能性があります。歯科医院で正しい使い方を教わることが大切です。

また、デンタルフロスには様々な種類があります。歯科医院で自分に合ったフロスを選んでもらいましょう。

 

まとめ

今回は、デンタルフロスの役割やその効果、使用するときの注意点についてご紹介しました。

デンタルフロスは、歯ブラシだけでは届かない歯と歯の間の汚れを効果的に除去できる、とても便利なツールです。毎日コツコツと続けることで、虫歯や歯周病を予防し、健康な歯を長く保つことができます。ぜひ、今日からデンタルフロスを取り入れて、より健康的な口腔環境を目指しましょう。

フロス選びや使い方など、当クリニックにお気軽にご相談下さい。

 

参考

ライオン歯科衛生研究所

https://www.lion-dent-health.or.jp/labo/article/care/02-1/

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