2020年12月21日

年末年始のお⼝のトラブル

年末年始や冬休みなど、⻑期休暇で⻭医者が閉まっているときに限って「詰め物が取れた︕」「⻭が痛い」というトラブルが起こった経験はありませんか︖

ご馳⾛を⾷べたり、お出かけをしたり、夜更かしをしたり…普段と違った⽣活をしていることが原因にあるからかもしれません。特に年末年始は、「お餅を⾷べたら詰め物が取れた」というのをよく⽿にします。お⼝のトラブルが起こった場合、どのように対応をすればいいのかをご紹介します。

 

⻭がズキズキする

⾍⻭や⻭周病が進⾏したり、ケガなど⻭にひびが⼊ったり折れたりして炎症が起こり痛みが出る場合は、できるだけ痛む部分で噛まないようにして清潔に保ち、刺激を与えないようにしましょう。そして早めに歯科医院医を受診しましょう。

⻭がズキズキする

 

詰めもの・かぶせものが取れた場合

取れた詰め物は大切にお持ちください。詰め物の状態によっては、そのまま装着できる場合があります。

⾃分で接着剤など使って元に戻そうとしないでください。

また、詰め物を外れたままにしておくと⾍⻭になったり、痛みが出たりするリスクが⾼まりますので、できるだけ早く⻭科医院を受診しましょう。

詰めもの・かぶせものが取れた

 

⼊れ⻭がこわれた

壊れている⼊れ⻭は使わないでください。お⼝の中を傷つけたり、かけらを飲み込んでしまう危険性があります。また、詰めものなどと同じく、ご⾃分で接着剤などを使って修理しないでください。

できるだけ早めに⻭科医院で修理(状態によっては作り直さなければならない場合もあります。)してもらいましょう。

すぐに⻭科医院に⾏けない場合は、柔らかいものを⾷べるなどし、⾷べ物が喉に詰まらないように気をつけましょう。

⼊れ⻭がこわれた

⻭や⼝をケガした

転んで⻭をぶつけたりして出⾎したり、⻭が折れた・抜けたなどの場合、⻭科医院に⾏くまでの間に焦らずに応急処置をしましょう。

応急処置に関しては、⽇本⻭科医師会 8020パーク「⻭の外傷 応急処置の基本(https://www.jda.or.jp/park/lose/gaisyou_01.html )」にまとめられているものがありますので、ご参考になさってください。

年末年始に緊急性のある痛みなどがある場合は、歯科領域の痛み等に対して応急処置を行う、休日救急歯科診療が地域ごとにございます。それぞれ時間や注意事項など異なりますので、ホームページなどでご自身の地域の休日救急歯科診療をよく確認してからご利用ください。

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