2024年9月20日

歯茎が下がるのはなぜ?~若々しい笑顔のために~

歯茎の健康

歯茎が下がってしまうのは、年齢のせいだと諦めている方も多いのではないでしょうか。歯茎が下がる原因は様々ですが、原因に対する適切なケアによって予防できる可能性があります。

今回は、歯茎が下がる原因と、その予防方法についてご紹介します。

 

歯茎が下がる原因

歯茎の退縮

歯茎が下がることを「歯肉退縮」と言います。歯肉退縮の原因は様々ですが、代表的なものとして以下が挙げられます。

 

歯周病

歯周病は、歯を支えている骨が溶けてしまう病気です。骨が溶けると、それに伴い歯茎も退縮してしまいます。

 

間違ったブラッシング

ゴシゴシと強く歯を磨くなど、正しく歯磨きができていないと、歯茎を傷つけてしまい、歯肉退縮を加速させることがあります。

 

歯ぎしり・食いしばり

歯ぎしりや食いしばりは、歯や歯茎に強い力がかかり、歯肉退縮の原因となります。

 

加齢

加齢に伴い、歯周組織が弱くなり、歯肉退縮が起こりやすくなります。

 

歯茎が下がるとどうなるの?

お口のトラブル

歯茎が下がると様々なお口のトラブルに繋がる可能性が高まります。既に気になることがある場合は、早めに歯科医院で相談しましょう。

  • 歯が長く見え、老けて見えてしまうことがある
  • 歯の根の部分が露出するため、冷たいものがしみるなどの知覚過敏が起こることがある
  • 食べ物が挟まりやすくなる
  • 歯茎の下に隠れていた歯の根元は弱いため、虫歯リスクがあがる
  • 歯の根元が露出することで歯が削れたり割れたりすることがある
  • 歯周病が進行すると、最終的には歯が抜けてしまう可能性がある

 

歯茎の下がりを防ぐには?

正しい歯磨き

歯科医院で歯磨き指導を受けることができます。ご自身が特に磨けていないところや、歯並びに合わせた磨き方を知り、より効果的なセルフケアを行いましょう。当クリニックでは歯磨き指導に加え、歯ブラシなどケアグッズ選びもご相談いただけますので、お気軽にご相談下さい。

 

歯科医院での定期的な検診やクリーニング

歯科検診やクリーニング

歯科医院で、定期的な検診を受けたり、歯に付着した歯垢や歯石をプロに除去してもらいましょう。

 

歯ぎしり・食いしばりの対策

マウスピースを着用するなど、歯ぎしり・食いしばりの対策を行いましょう。

 

食生活の改善

糖質の多い食事は、歯周病の原因となる菌のエサになります。バランスの取れた食事を心がけましょう。

 

禁煙

喫煙は、歯周病のリスクを高めます。禁煙を心がけましょう。

 

まとめ

今回は、歯茎が下がる原因と、その予防方法についてご紹介しました。

歯茎が下がるのは、年齢のせいだけではなく、様々な原因が考えられます。早期に歯科医院を受診し、適切な治療を受けることで、歯茎の下がりを予防したり、進行を遅らせることができます。歯茎のことでお悩みの場合は、お気軽にご相談ください。

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