顎関節症について
顎関節症とは
主に顎が痛む、⼝が開けにくい、顎を動かすとカツッという⾳がするという症状があると顎関節症が疑われます。
この影響で、⾷事がしにくい、硬いものが噛めない、しゃべりにくいなど、⽇常的にも⽀障をきたす場合があります。さらには頭痛や肩こりのように、顎だけではなく全⾝影響を与えることもあります。
厚生労働省の調査によると、顎のトラブルは若い世代の女性に多い傾向にあるようです。
顎関節症の原因
顎関節症の原因は様々です。
- ストレス
- 噛みしめや⻭ぎしり
- かみ合わせの問題
- スポーツ
- 打撲や外傷
- 左右どちらか⼀⽅ばかりで噛んでいる、よく頬杖をついたり、うつぶせで寝ているなどの癖 など
治療⽅法
治療⽅法は原因や症状によって異なりますが、歯科医院では主にナイトガード(マウスピース)で⾷いしばりや⻭ぎしりを予防したり、噛み合わせを調整します。
また、頬杖やうつぶせ寝をやめる、⽇常的に⾷いしばったり、⻭ぎしりをしないように注意する、⼝周りの筋⾁をマッサージでほぐす、⾷事の際は左右偏りがないように噛むなど自己管理も大切です。
顎関節症の治療は、⽣活習慣が関係することが多いため、ご⾃⾝で意識して顎に負担をかけない努⼒が必要です。
⼀⼈で悩まず、適切な治療やセルフケアをすることによりほとんどの⽅が改善されますので、お悩みの⽅は⻭科医院で相談してください。
福地歯科クリニックは、院長が口腔外科を専門に臨床経験を積んできました。他の医療機関から難易度の高い親知らずの抜歯などのご依頼を承っておりますので、お気軽にご相談下さい。
参考
公益社団法⼈ ⽇本⼝腔外科学会
https://www.jsoms.or.jp/public/soudan/gaku/itai/
厚生労働省 平成28年 歯科疾患実態調査結果の概要
https://www.mhlw.go.jp/toukei/list/dl/62-28-02.pdf