「ながら習慣」に注意!スマホやテレビがお口に与える影響
スマートフォンやタブレット、テレビなどのメディアは、今や日常生活に欠かせない存在です。しかし、その使い方によっては、お口の健康にも影響を与えることをご存じでしょうか?
「ながら食べ」や長時間のスマホ使用など、何気ない習慣が虫歯や歯並び、かみ合わせに関係していることがあります。
今回は、歯科の視点からメディア利用とお口の関係についてご紹介します。
ながら食べが引き起こすお口のトラブル

食事中にスマホを見たりパソコンで仕事をしながらなどの「ながら食べ」は、現代ではよく見られる習慣です。しかし、次のような影響が考えられます。
- 噛む回数が減り、唾液の分泌が少なくなる
- 満腹感を得にくく、食べ過ぎにつながる
- 姿勢が悪くなり、しっかり噛めない
- 食事に集中できず、味覚が鈍くなる
唾液にはお口の中を洗浄したり、虫歯を防ぐ働きがあります。そのため、唾液が減ると虫歯や歯周病のリスクが高まります。
スマホ使用が招くお口への影響

特にスマホやタブレットを長時間使用することで、お口や顎にも負担がかかることがあります。
- 口が開いたままになる「口呼吸」の習慣
- 猫背や前かがみ姿勢によるかみ合わせの乱れ
- 口呼吸や姿勢が顎やお口成長へ影響(特にお子さん)
口呼吸はお口の中を乾燥させ、細菌が増えやすい環境をつくります。また、姿勢の乱れは顎や歯並びにも影響するため、成長期のお子さんは特に注意が必要です。
生活習慣の乱れも虫歯リスクに
メディア利用が長時間になると、生活リズムの乱れにもつながります。
例えば、寝る前までスマホを使って歯磨きをせずに寝てしまったり、動画を見ながらお菓子やジュースを摂る「ながら食べ」が習慣化したりするケースです。このような状態では、お口の中が酸性の時間が長くなり、虫歯のリスクが高まります。
今日からできる予防のポイント

メディアと上手に付き合うためには、日常のちょっとした工夫が大切です。ご家庭でも意識することで、お口への負担を減らすことができます。
- 食事中は良く味わい、会話を楽しむなど、スマホやテレビを控える
- 使用時間(スクリーンタイム)を決める
- スマホなどを使用するときは良い姿勢を意識する
- 食後は歯磨きやうがいを習慣にする
- 鼻呼吸を意識する
まとめ
今回は、歯科の視点からメディア利用とお口の関係についてご紹介しました。
スマホやテレビなどのメディアは便利な一方で、使い方によってはお口の健康に影響を与えることがあります。
「ながら食べ」「口呼吸」「姿勢の乱れ」などは、すぐに症状として現れにくいため見過ごされがちですが、将来的な虫歯や歯並びに関わる大切な要素です。
福地歯科クリニックでは、虫歯や歯周病の治療だけでなく、こうした生活習慣も含めた予防ケアを大切にしています。気になることがあれば、お気軽にご相談ください。日々の習慣を見直しながら、健康なお口を一緒に守っていきましょう。




